バイマの関税は誰がどう対処するの?【よくある質問Q&A】

バイマ 海外バイヤー
バイマで海外から商品を仕入れる際に
注意しなければならないことの一つに、

関税の支払いがあります。

 

バイマをやっていく上では
関税は切っても切れない関係になりますが、

関税のことって
分からないことが多すぎますよね。

 

  • どんな時に関税は発生するの?
  • 何の商品を購入した場合、関税はいくらかかるの?
  • そもそも、バイマで発生した関税は誰が支払うものなの?
  • 関税が発生した場合でも利益は出るの?

 

バイヤー活動を行う際の
基本的な知識はもちろん必要になってきますが、

バイマで買い物をするお客様から
関税について質問をされることもよくあることです。

 

質問をされた時に
すぐに的確な回答をしてくれるバイヤーであれば、

お客様からの信頼も得やすいですし
安心して取引が出来ますよね。

 

そこで、バイマの関税にまつわる
よくあるトラブルや対処・解決法をまとめました♪

 

バイマの関税は誰がどう対処するの?【よくある質問Q&A】

  1. そもそも、バイマの関税は誰が支払うものなの?
  2. 関税はある一定の条件で発生するが、100%確実なものではない
  3. バイマの仕入れで関税がかかった場合の支払い方法
  4. 対象となる商品は関税がかかることを想定して価格設定をする

 

1.そもそも、バイマの関税は誰が支払うものなの?

主婦A子さん
商品を出品する際に、関税を考えると利益がほとんど出なくなってしまいます。関税はバイヤーであるこちらが支払うべきなのでしょうか?

回答

バイマの規約上、
関税については下記のような記載があります。

通常の「海外発送」商品について関税(消費税・立替手数料など含む)が請求された場合、
輸入者(受取人)である購入者が負担することとなります。
あらかじめご了承ください。

 

ご自身が国内バイヤーであれば、
迷うこと無く関税はバイヤーが負担しなければならないこととなりますね。

 

もし、国内発送の商品ではなく
海外発送の商品を購入師は場合には、

基本的にはお客様が
関税を負担することになっています。

 

規約上そのように決まっていれば
問題がないように思えますが、

関税の支払いに関するクレームが
多数発生してしまっているのが現状なのです。

 

バイマの関税に関して詳細は下記をご覧ください
http://qa.buyma.com/buy/3104.html

 

実際に、バイマの関税に関して
出品ページに新しい項目が追加されています。

※海外発送のバイヤーのみ
適応されるものです

関税の支払いがバイヤー側なのか
お客様側なのかがハッキリしていれば

お互いに関税について
悩むことも少なくなりますし、

トラブルに繋がることも
防げる様になっていきますね。

 

2.関税はある一定の条件で発生するが、100%確実なものではない

主婦A子さん
買い付けたサンダルが昨日届いたんですが、その場で関税を請求されてしまいました。初めてのことでビックリしてしまいました…どんな商品に対して関税はかかるんですか??

ミドリ
A子さんが買い付けたサンダルはどのようなデザインでしたか?具体的に教えて下さい。

主婦A子さん
木の厚底で、それ以外はレザーのサンダルです…

ミドリ
基本的にレザーの靴は高い関税率になります。4,300円か商品代金の30%の高い方になります。2万円台の靴でも5千円の靴でも同じ4,300円。高いですよね〜。

また、“レザーの靴”と言っても、全体がレザーの素材のものだけではなく、靴の一部にでもレザーが使われている場合は該当してしまうことも覚えておいて下さい。詳しくはこちらをご覧ください⇒主な関税率の目安

 

主婦A子さん
レザーの靴は注意が必要ですね・・・。あと、1万円以上の場合は関税がかかると聞いたんですが、実際はどうなのでしょうか?

ミドリ
そうですね、税関のホームページにも『課税価格が1万円以下の貨物の場合、原則として、関税、消費税および地方消費税は免除されます』とあります。

とは言え、レザーの靴を購入しても関税がかからなかったり…とアバウトな時もあるようです。分からない点があれば関税に直接問い合わせると、とても詳しく教えてくれますよ☆彡

 

3.バイマの仕入れで関税がかかった場合の支払い方法

シュフ子さん
ある程度バイマの流れを理解できたので、アメリカブランドに切り替えました!ヨーロッパなどの直送の時は商品が自宅に届いた時点で関税を支払っていましたが、アメリカ転送ではどのように支払ったら良いですか?

ミドリ
アメリカの転送会社から日本への発送方法には主にDHL、USPS、FEDEXがあります。

  • DHL:一般的には荷物の受取時に現金で支払いをしますが、荷物の発送後にDHLに電話連絡をすることで、クレジットカードで決済をすることが可能です(支払いの際は追跡番号が必要になります)
  • USPS:一般的には荷物の受け取り時に現金で支払い
  • FEDEX:1万円以下の場合は後日、請求書が届くのでコンビニ払いをする。1万円以上の場合は通関の前に電話があり、通関前に支払いをする必要があります。※マイアカウントにクレジットカードを登録することで、電話連絡を省き自動で決済してもらうことも可能です

 

シュフ子さん
なるほど〜。出来るだけクレジットカードで支払いをしたいですね。

どの配送方法が一番良いでしょうか?


ミドリ
配送日数に関しては、FEDEXのPriorityという方法が約3-4日と一番早く届きます。しかし、送料がかなり高くなる傾向になりますので、約5-7日で届くEconomyを選択する場合も多いです。お客様にお届けする日と配送日数を考えて、出来るだけ余裕を持ってスケジュールを立てると良いですね。

しかし、転送会社によってはFEDEXが安くてDHLが高いという場合もあります。各配送方法で配送日数や送料もかなり変わってきますので、その都度一番良い方法で選択して下さい。

 

4.対象となる商品は関税がかかることを想定して価格設定をする

主婦A子さん
今までレザーの靴や少し高い商品でも、送料のことばかりで関税がかかることを考えていませんでした…先ほど質問をしたレザーのサンダルも、完全に赤字です(**)

ミドリ
初めのうちは失敗があっても仕方がありません!勉強代と思って次へ繋げましょう(^^)

  • 送料込みで課税価格が1万円以上となる場合
  • 一部にでもレザーが使われている靴

このような商品を出品する場合は、関税がかかってくることを想定して出品価格を設定しましょう。
レザーの靴については先ほど申し上げましたが、それ以外の物は関税・消費税等合わせておおよそ10%〜15%前後と思っておいて良いですね。

しかし、この原則の例外として当てはまるものが、

  • 皮革製バッグ
  • 革製手袋
  • 履物
  • パンティストッキング
  • タイツ
  • ニット製品(Tシャツ、セーター等)

これらは16,666円円以下のものでも関税がかかることがあるので注意が必要です。
関税がかかった場合も通常の10%〜15%よりも少し高めになることが多いです。

これも関税がかかったりかからなかったりと100%のことは言えませんが、原則としてこの様な規則になっていることを覚えておくだけでも、万が一の時に困らずに済みますよね!



 

主婦A子さん
バイマのページを見ると“関税は基本的にお客様負担”とあるんですが、それでもバイヤーが支払うんですか??

ミドリ
そうですね。そのように記載はありますが、海外バイヤーの商品説明を見てみると、「関税がかかった場合は返金します」と言うように実際にはバイヤーが負担している場合が多いようです。いくら掛かるかもはっきりしないので、バイヤー負担となっている方がお客様も安心ですよね。

主婦A子さん
なるほど!確かに「後からお金を請求されたら…」と思うと買いたくないですよね。私も関税を負担してくれるバイヤーさんを選ぶと思います♪

ミドリ
実際に海外バイヤーから商品を購入し、商品が自宅に届いた際に予想外の関税を請求されたことで、それがクレームとなってしまうケースもあります。(商品の説明などには関税が発生することは記載されていても、しっかりと把握されずに購入してしまうお客様も多いようです)

国内バイヤーから購入する=絶対に関税がかからないことは、受注をもらえるポイントにもなりますので、『関税はバイヤーが負担をしますので一切かかりません。ご安心下さい』と一言出品ページに付け加えておくと良いですね♪

 

 

 

バイマの関税は誰がどう対処するの?【よくある質問Q&A】

  • 関税はバイマの規約では基本的にはお客様が支払うことになっているが、クレームに繋がる可能性もあるため、バイヤーが負担することも多い
  • 関税はある一定の条件で発生するが、条件を満たしていてもかからないケースも有り100%確実なものではない
  • 関税がかかった場合は配送方法によって支払い方法も変わる
  • 利益がマイナスにならないよう、対象となる商品は関税がかかることを想定して価格設定をする

 

ミドリ
関税については、色々と調べても『100%こうなんです!』とハッキリとは言えませんが、利益がマイナス等といった“最悪の事態”が起こらないようにしておきましょう。

 







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